飲食店、美容院やネイルサロンなどお店をOPENする場合に必要になるのが看板です。
内装屋さんに内装工事を依頼している場合は内装会社さんが看板も手配してくれる場合がありますが、
見積書を見た際に「この見積金額は高いの?安いの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
今回は看板の価格と費用削減のコツを実際に看板デザイン・施工を行う私たちが解説します。
Contents
同じ看板でも価格が変わる看板事情
看板がいくら費用が掛かるのか全くわからない!
と言うご質問を多く頂きます。
看板に携わる者から言うのも変ですが、はっきり言って相場が無いに等しいのが看板業界です。
と言うのも、同じ看板でも設置場所によって施工日が変わるので価格が違ってくるからです。
例えば、同じサイズの壁面看板を作る場合、1階部分に施工する場合と2階壁面に施工する場合では施工費用が変わってきます。
このケースだと施工費用の違いが分かりやすのが高所作業車が必要になるからです。
【看板制作の流れについて】
トラブルの原因となる相見積の取り方
相見積もりを取るのは悪いことではありません。
しかし、看板の場合、相見積もりの取り方で後々大きなトラブルになることがあります。
先ほど、看板は同じ看板でも価格が違うと説明しました。
1社目に出してもらった見積内容をそのまま違う会社へお問い合わせでメールする方がいます。
わざわざ、もう一度業者を呼んで現場調査に同席するのもめんどくさいと言うのも分かります。
このような場合、2番目の会社は1社目よりも安く見積金額を出してくれるでしょう。
このまま依頼した場合、看板会社とお客様の間でトラブルが発生します。
施工当日にトラブルが発生する可能性あり
現場を見ずに施工を行なった場合、施工当日にバタバタとする可能性が高くなります。
看板を設置しようと思っていた所が境界ギリギリだった、壁面が思ったよりも薄く看板が耐えれないなど・・。
現場を見た看板会社は全て確認の上で見積をしていますが、2社目は1社目の見積内容とお客様から聞いた内容だけで判断して見積しています。
場合によっては施工後に追加費用を請求される場合があります。
看板費用を抑えるポイント
看板の費用が場所によって変わることを説明しましたが、看板の費用をできるだけ抑える方法をお知らせします。
参考になればと思います。
看板が劣化していないテナントを選ぶ
テナント物件を選ぶ際に立地や内装、商圏のチェックを優先して物件を選んで頂いた後に看板をチェックしましょう。
ビリビリになっていたり、ひび割れが起きている看板は1から新しく看板を作る必要があります。
綺麗な状態の看板が設置されている場合は、上からシートを貼ることで済む場合もあります。
LED電灯は業者ではなく調達する
看板と共に交換となるのがスポットライトです。
看板業者にLED灯を用意してもらうのも良いですが、結構高い場合があるので自身で用意するのをお勧めします。
いかがだったでしょうか?
今回は看板の価格事情と看板費用を抑えるコツについてでした。