皆さんこんにちは!
名古屋を拠点に全国に事務所や店舗看板をデザイン・施工するサインクリエイトです。
今回は看板のご依頼を頂いた際によくご質問をいただく証明についてです。
「看板の照明が切れてしまった。」
「点灯しなくなってしまった。」
「そろそろライトを交換する時期かな?」
と言う方は読んで頂ければと思います。
Contents
看板照明の種類について
夕方や夜に移動しているとライトが切れている看板を見かける事があります。
看板の途中から暗くなっていたり、ピリピリ不安定に光っていると目立ちますよね。
良い意味で目立ってくれるとありがたいですが、見た目はやっぱり悪いものです。
照明(ライト)の寿命を解説する前に種類について知る必要があります。
昔はよく使われていた白熱灯
最近はLED灯が一般的ですが、一昔前は白熱灯がスタンダードでした。
白熱電球は内部中央にフィラメントと呼ばれる電線があります。が
このフィラメントの通電によって発光することで灯を発生させます。白熱灯は切れるとフィラメントが焼き切れて、中でカラカラ音がするので寿命が終わったことが分かります。
今でも使われている蛍光灯
蛍光灯と聞くと室内照明で使われているので馴染み深い人多いと思います。
一昔前だと学校の明かりは全部、蛍光灯で本体の端が黒くなっていて、先生と共に交換した記憶がある方も居るのではないでしょうか?
蛍光灯は内部に蛍光塗料を散布したガラス管に、両端に電極を設置したものになります。
もう少し、詳しく説明すると、ガラス管の内部を真空にして少量の水銀とアルゴンガスを注入します。
電気を通すと電流が流れ、ガスと内壁の蛍光塗料が反応することで発光します。
現代のスタンダードLED電灯
現在、電球や電灯を交換する場合はLEDを選択される方が多いのではないでしょうか?
LEDはLEDチップに電気を通すことで、電子と正孔が再結合する現象を引き起こし、その再結合によるエネルギー放出により発光します。
白熱電球のように発熱を伴う発光ではないため、ほとんど熱を発生させません。
また、LEDの光の波長は蛍光灯や電灯に比べて虫が寄りつきにくい傾向があります。
製造が禁止された水銀灯
今時の若い方は水銀灯って知っているのかな?
水銀灯は工場や球場などで使用されていた照明です。現在は使用されている所は少なくなっています。
理由は条約制定により、2020年以降水銀の使用は規制され、水銀を使った製品の輸入、製造禁止が国際的に決定しました。
今後は、水銀灯の製造が禁止になるので、入手することができなくなります。
一般照明用の高圧水銀ランプは、2021年から製造・輸出・輸入を禁止されます。
看板照明の寿命と交換時期
ここからは各照明の寿命と交換時期についてです。
先ほど、白熱灯・蛍光灯・LED灯・水銀灯など電球の種類を説明しましたが、ここでは今後製造される事がない、水銀灯は割愛させて頂きます。
白熱灯の寿命について
一般的な白熱灯の寿命は1,000〜2,000時間と言われています。
1,000〜2,000時間と数字だけ見ると長いと思われる方が居ますが、正直言って寿命が短いです。
看板の照明としては適していません!
今では薦める看板会社はないと思いますが、仮に取り付けた場合は照射時間にもよりますが・・1年保ちません。(汗)
蛍光灯の寿命について
壁面看板や野立て看板のスポットライトとして蛍光灯を使用している所もあります。
この蛍光灯の寿命は平均して、約6,000~12,000時間で年に換算すると約6か月~1年3か月となります。
お店の営業時間や灯を点灯している時間にもよりますが、約2〜3年で交換時期が来ると思います。
(たまに5年も点灯しているお化け蛍光灯が居ます。。)
蛍光灯は寿命が近づくと明るさが減り、暗くなってくるので分かりやすいです。
LED灯の寿命と交換時期
新しく看板を作ったり、現在の看板をリニューアルする際に照明のご相談があった場合はLED電灯をお勧めしています。
LED電灯の寿命は40,000時間が一般的です。
40,000時間というのは白熱電球の40倍、蛍光灯の4~5倍の寿命になります。
年単位に換算すると、約8~10年と、かなり長い寿命だということがわかります。
看板で使用するLED電球の価格は、大体ですが1球20,000円ほどです。
工事をする際に依頼主が準備する場合は10,000万円以内で準備が可能です。
(メーカーによって価格・品質が異なります。)
看板の照明を交換するならLEDがオススメ!
白熱灯、蛍光灯、LED灯の特徴と寿命について説明しました。
寿命を見るとLED灯がオススメです。
私たちも看板を制作する際はLED灯を全体にお話をします。マンションの一階などのテナントにある内照式のファザード看板も、LED灯に交換するご依頼も多く頂きます。
蛍光灯を蛍光灯に交換しても、2年・3年で交換時期が来てしまうので、施工費が正直もったいないんですよね。皆様も現在の看板照明の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
看板制作・看板リニューアルのご相談・ご依頼お待ちしております!
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